ステージ出演団体の紹介

10月19日から21日までの3日間、地域文化伝承館」では、米子コンベンションセンター 多目的ホールのステージで郷土芸能や活動などを披露します。出演は、全部で36演目。これから、順次ステージ出演団体の紹介を行っていきたいと思います。
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北栄町 『瀬戸獅子舞保存会』 10月19日(土)10:45~


北栄町瀬戸集落の瀬戸神社に伝わる獅子舞を披露します。

瀬戸獅子舞は、伯耆神楽に準じた舞で、獅子頭を被り一人で舞う「修祓の舞」は、鈴と幣を持ち、四方を祓い清め無病息災を祈って舞います。獅子の中に二人入って舞うのは、「悪食の舞」で大きく口を開けて邪悪なものをかみ砕き平穏無事を願う舞です。



日吉津村  『ひえづフラ同好会』 10月19日(土)11:30~


長い方は、20年位前からハワイの音楽を聴き、大地を踏みしめ自然や心を手の動きで表現して踊ります。
敬老会や村の芸能大会にも出演して楽しんでおられます。お楽しみに♪



米子市  『淀江さんこ節保存会』 10月19日(土)13:40~


淀江さんこ節の起源は諸説あるが、淀江は古くから港町として栄え、北前船で寄港した船乗り衆が歌う各地の民謡と、淀江古来の民謡が融合して誕生したと言われています。
幕末から明治にかけて、港町淀江の酒席で大流行した郷土民謡で、三味線・太鼓などに合わせて賑やかに歌われ、七七七五調の歌詞は今もなお、古い調べを残しています。やがて、軽快な曲のテンポに合わせて、左官さんが土壁を塗りあげる情景を滑稽に演じる仕種踊り「壁塗りさんこ」が踊られるようになり、酒席だけでなく、棟上げや結婚などの祝宴でも披露されるようになったと考えられています。その後、和傘の産地としても知られる淀江では「傘踊り」「銭太鼓」も取り入れられてきました。淀江さんこ節はお座敷唄だけでなく、盆踊り唄、子守り唄、田植え唄などもあったと伝えられ、労働歌としての側面も持つ唄と言えます。


三朝町 『小鹿ふるさと会』 10月19日(土)14:00~


町内の小鹿地区に、小鹿地区公民館が、昭和56年に建設された際、小鹿地区民に声をかけ、発足したのが『小鹿ふるさと会』です。3度の飯より芸能及び踊りが好きなメンバーが活躍しております。



琴浦町 『逢束盆踊り保存会』 10月19日(土)14:50~


ステージで披露する、逢束盆踊りは、空也上人が広めたといわれる念仏踊りに、日本各地から伝わった踊りが加わり、今の形になりました。志賀団七踊りは、姉と妹が親の仇の志賀団七を討つ物語を踊りにしたもので、大文字茶屋踊りは、千石船の水夫たちによって京都の伏見から伝えられたと言われています。太鼓は静かに打たれ、踊りも菅笠をかぶって優雅に踊られます。その他にも踊りますのでお楽しみください。



境港市 『鬼太郎音頭保存会』 10月19日(土)15:10~


水木しげるロードの完成と同時に町内から歌詞を募集して作られた「鬼太郎音頭」。仲里昭子さんが踊りの振り付けを担当して作成され、「鬼太郎音頭」で地域のふれあいを深め、水木しげるロードを盛り上げようと考え作られました。



倉吉市 『倉吉市老連踊り教室』 10月19日(土)15:25~


披露予定の打吹音頭は、昔から伝わる天女と童子の美しい伝説を伝承し地域の活性化振興を図るため生まれたもので、作詞・作曲・踊りすべて市民によるものです。天女のように美しく、また皆様の益々の発展を願いながら、元気よく笑顔で踊ります。



江府町 『下蚊屋荒神神楽保存会 明神社』 10月20日(日)オープニング


江戸時代末期に、下蚊屋集落と隣接する美作・備中地方との交流の中で備中神楽として伝わりました。明治期に入り集落の小椋清氏を中心とした青年層によって社中が結成され、下蚊屋の郷土芸能「下蚊屋の荒神神楽」として確立しました。
下蚊屋集落に住む「木地師」によって神楽面が作られ、農閑期の伝統芸能として定着しました。茅葺職人が江府町滞在中伝えたともいわれる(話者談)スサノオの衣装は修繕なし40年近く使用しており鳥取県内で最も古い神楽といわれています。  



湯梨浜町 『泊貝がら節保存会』 10月20日(日)10:30~


保存会は、当時に約180年前から伝わる伝統文化の「泊貝がら節」を泊公民館で泊小学生有志と練習をしています。町主催の行事(G・G発祥地大会、敬老会、福祉まつり、芸能大会等)に要請があり出演しています。伝統文化の保存につとめています。


岩美町 『岩井ゆかむり唄保存会』 10月20日(日)11:00~


1300年の歴史を持つ山陰最古の岩井温泉には、「ゆかむり唄」が伝承されています。
岩井温泉の自然風土の中で生まれ育ったこの唄は、湯治の徒然に多くの人達が湯の効能にあやかろうと、小さな柄杓で
湯の面をたたき、調子をとりながら唄う奇習です。このことから、岩井温泉は別名「ゆかむり温泉」とも呼ばれています。 



八頭町 『米岡神社麒麟獅子舞保存会』 10月20日(日)11:10~


鳥取県東部の因幡地方に伝わる「麒麟獅子舞」。江戸時代のはじめに、初代藩主の池田光仲(みつなか)が曾祖父の徳川家康の分霊を祀(まつ)った因幡東照宮(現鳥取東照宮)を創した際に、祭礼の芸能として創始したと言われている。

智頭町 『新田相生会』 10月20日(日)12:50~


新田集落で浄瑠璃を始めたのは明治の初めだそうです。人形浄瑠璃は、人形使いが華やかな衣装をまとった人形を巧みに
操り、音楽にのせて創る舞台です。

  

倉吉市 『関金田植唄踊り伝承保存会』 10月20日(日)13:25~


 古くから田植え作業の時に唄っていたものに、庶民のなかに流れる、風俗、民謡を舞踊化したもので、早乙女の手の動きは、雨風に耐え、東風(こちかぜ)に吹かれる苗の強さとしなやかさ、農村娘の芯の強さとやさしさを表現しています。
 中国山麓特有の田植え風景、単調な中にも、田植え独特な姿をこの踊りに表しています。
 なお、この地方の田植唄には、大山坊主と言う言葉が多く使われていますが、これは仏教が盛んでありました頃、大山の僧侶が権威をほしいままにし、常に過酷な政治下にあった百姓達が、労働のはずみに口ずさむ唄に託しての抵抗であったものが残されていると、伝えられています。
※倉吉市役所HPより引用


境港市 『境さんこ節保存会』 10月20日(日)13:45~


「さんこ節」は、安来節の元歌として唄い継がれ、現在で八代目になります。

平成29年には、境港市の無形民俗文化財に指定されました。ステージでは、テンポの早い「早さんこ」も披露します。



米子市 『米子がいな万灯振興会』 10月20日(日)14:05~


米子がいな万灯は、昭和60年に米子にもっと元気・活気あるものが欲しいとの思いで、秋田市の「竿燈」を手本として発足しました米子がいな万灯の基本技は、万灯の親であります「秋田竿燈」と同じで、平手・流し・額・肩・腰です。
その他にも「あご」があります。
どの技も力強い妙技です。見どころは、継竹を多く継いで、大きく湾曲した万灯を操るところです。
 

米子市 『米子がいな太鼓保存会』 10月20日(日)14:50~


昭和49年に誕生しました。以来、地域に根ざした演奏活動、鳥取国体開会式、文化庁及び鳥取県主催の芸術祭、国民文化祭、様々な祭典、地元の観光キャンペーン等、公共的な演奏活動はもとより、海外においてもその独特な音楽性で観客を魅了しています。
名称に使用されています「がいな」とは、米子地方の方言で「でっかい」とか「スケールが大きい」と言う意味です。「全てにおいて雄大であれ」との思いを込めて命名したものです。
現在は、小学生から大人まで13団体、約130名のメンバーが米子流がいな太鼓の演奏を行っています。
 

八頭町 『山田盆踊り保存会』 10月20日(日)15:30~


大正初期から心中物や人情話を題材とした手踊りが受け継がれてきたが、2度の中断を経て昭和52年復活依頼、途切れる事なく活動を続けて46年になります。一時は20名近くいた会員も現在8名(うち3名は設立から)で活動しています。毎年7月から週2回の練習を重ねて、初盆の依頼があれば8月14日当家で踊ります。

 

北栄町 『北条砂丘水くみ唄保存会』 10月21日(月)10:20~


「嫁殺し」と表されるほど過酷な重労働だった砂丘地の水くみが、北条砂丘では昭和30年代まで行われていました。焼け付く砂に水をかけて作物を作ったため、すり鉢のような浜井戸から日に何度も水を担ぎ上げ、水かけをしなければいけなく、作業は女の仕事であり、浜に来た嫁にとって、泣くほどつらい作業だったと言われています。 その様子を踊りにした「北条砂丘水くみ唄」が昭和53年、旧北条町の「ふるさとを愛する運動」という文化活動で作られました。過酷な水汲み作業の様子を踊りで表現します。

南部町 『南部町老ク連女子踊りの会』 10月21日(月)10:35~


南部町が西伯町と会見町との合併5周年に併せ、新しく作られた音頭で、南部町の記念式典や小学校の運動会、地区の行事等で踊られます。

大山町 『中山いさい踊り保存会』 10月21日(月)13:05~


祖霊の供養・社交場・娯楽性としての盆踊りです。いさい踊り歌は7・7・7・5調で、この詩形は近世(日本歴史大辞典)というから江戸時田と思われます。少なくとも江戸時代後半には踊られていただろうと推察できます。大正末期から昭和初期にかけて踊られた人の中で、少しテンポが速くなったかなと言われた人があるようです。昭和10年代後半の大東亜戦争中でも青年団や住民等でにぎやかに踊られました。



南部町 『会見小松谷盆踊保存会』 10月21日(月)13:30~


小松谷盆踊りの発祥は、伝えによると、会見町金田の吹屋山に小松城を構えた城主・小松氏は人情に厚く、ある年の盆の十七夜に農民を慰めるために城内を開放して家臣ともども無礼講で踊り明かしたという説と、小松城跡の南西にある小松城主の菩提寺金龍山雲光寺で盂蘭盆の十七夜(本尊の縁日)に近郷近在の老若男女が集まり、先祖の位牌を背負って踊った念仏踊りから始まったとする説があります。そして、この供養に感謝して昇天する仏の姿が、踊りの原型になっているともいわれています。
平成7年4月、鳥取県の無形民俗文化財に指定されました。

湯梨浜町 『ローカヒ・カ・マカナ』 10月21日(月)14:05~


湯梨浜町は、アメリカハワイ州ハワイ郡と姉妹都市交流しており、毎年夏にハワイからアーティストを迎えハワイアンイベントを開催しています。私達は、10年以上前からハワイの伝統文化であるフラを楽しく学んでいます。


北栄町 『北条砂丘太鼓 北条デューン』 10月21日(月)14:30~


北条砂丘太鼓は、干ばつに苦しみ「北条砂丘の嫁ごろし」とまで言われた水くみ労働にあえぐ農民が、雨乞いとして夜ごと砂丘の高浜で打ち鳴らしたと伝えられています。砂丘太鼓の本流は「やけくそ太鼓」ともいわれ、リズムとして整わない乱れ打ちと、単調なリズムで長い時間にわたって連打するものがあります。

※紹介していない団体もあります。今後、紹介していきますのでお楽しみに。