地域文化伝承館の報告
令和6年10月19日(土)~22日(火)の4日間、「第36回全国健康福祉祭とっとり大会」(咲かせよう 砂丘に長寿と笑みの花)が開催されました。
老人クラブは、「地域文化伝承館」を米子コンベンションセンター(多目的ホール)で19日(土)~21日(月)の3日間開催しました。県内外から延べ約3万9千人の来場者で賑わい、展示、実演、体験交流やステージ発表を楽しみました。
来場者からは「地域の伝統芸能を一度に見ることができ、非常に感動しました。各団体や出演者の努力と情熱が伝わり、地域の文化を次世代に伝えていこうという強い意志が感じられました。伝承館を通じて地域の絆や共感が深まっているのを感じ、伝統芸能の持つ魅力と、それを支える地域の皆様の誇りがひとしお感じられ、大変感動的でした。」とのコメントを多くいただきました。
開館式と閉館式
10月19日、10時「開館式」で岡森会長の開会宣言により地域文化伝承館はスタートいたしました。
オープニングアクトとして、倉吉市在住の国登録有形文化財 豊田(とよた)家住宅「豊田亭」で倉吉市にちなんだ歴史講談を行っている講釈師 松風軒倉山(しょうふうけん そうざん)氏の『講談 「猛牛」琴桜 少年時代「桃太郎少年 琴桜」』の一席でお楽しみいただきました。
閉館式は、最終日 21日に次期開催県である岐阜県老人クラブ連合会より 西田会長、樋口会長に登壇していただき、伝承館旗の伝達式など行いました。
【開館式、オープニングアクト】
【閉館式】
展示、実演、体験交流 19市町村と県老連の出展ブース -
出展ブースは、県内の19市町村全ての老人クラブ連合会が出展しました。日頃のクラブ活動の写真や作品展示、伝統工芸品や伝統芸能発表・実演など幅広い内容で、どのブースも来場者が絶えない盛況ぶりでした。また、実演、体験ブースでは、折り紙やスケッチなど材料が足りなくなる程大人気でした。
高齢者のパワーと情熱あふれたステージ - 37団体の出演 -
出演ステージは、17市町村から34団体とその他3団体が披露しました。地域で伝承されている踊りや歌をはじめ伝統芸能である「獅子舞」「神楽」「人形浄瑠璃」「太鼓」なども披露されました。その他、健康づくり・認知症予防として行っている体操も紹介され会場の皆様と一緒に体を動かしたりして、ステージと会場がひとつになる場面もありました。
【10月19日(土)1日目のステージ】
【10月20日(日)2日目のステージ】
【10月21日(月)3日目のステージ】
来館者への記念品「杉の木のコースター」
智頭町の杉を使用して作成したコースターを来館者への記念品として配布しました。コースターには、鳥取県内の各市町村の特産品などをイラストにしています。県老連女性委員が、デザイン案を色々考えて作成したものです。裏には、会員がおもてなしメッセージを心を込めて記入しました。
おもてなしコーナー
おもてなしコーナーでは、県老連女性委員を中心に、来場者へ日野町産の「はぶ茶」と鳥取の銘菓「因幡の白うさぎ」饅頭を
ふるまいました。おもてなしの心を意識し、お茶を入れ、お出しするときにもお声かけえするなど丁寧に接客しました。